たすきlog

リールで100万再生を目指す大学生のつれづれ日記

大学生が大学について語る

現役の大学生が大学について語るの巻。

大学とは

まず大学の意味を改めて引いてみる。

「(前略)高等教育の中核をなす学校で、学術の研究および教育の最高機関。研究と教育に創意と自由が尊重され、管理運営に自治が認められている。(後略)」

『精選版 日本国語大辞典

自由や自治の精神を基に、高いレベルの教育と研究を行う場所が大学。

 

法律で9年間受けさせることが決まっている義務教育と違って、自由が認められている点で大きく異なります。

 

そして辞書を引いてみて初めて知ったのは、大学には、昔の中国における最高学府・官僚の養成機関を意味する「太学(たいがく)」の意味もあるということ。

 

いつも使っている馴染み深い言葉でも知らないことって意外にあるものですね~

 

大学で与えられる自由3つ

辞書にもあったように、大学では色んな自由が認められています。

 

じゃあどんな自由が与えられるのかというと、私が思うのは大きく3つの自由。

 

①そもそも大学進学するかを決める自由

②何を勉強するか決める自由

③自由な時間の使い方

 

全部書くと長くなりそうなので今日は②について書いてみます。

 

何を学ぶか決める自由

大学の一番の特徴とも言える、勉強の自由度と専門性。

 

考えてみれば自由度と専門性って真逆の表現ですが、自分のやりたい勉強や研究を選んで突き詰めていくのが大学の勉強。

 

学校や学部によって自由度は様々ではあるものの、一般教養で他学部の科目を取ったり好きな言語を選んで勉強したり、高校までと違ってカスタマイズ性があり、かなり自由です。

 

自由度が高いからといって好きなことだけ!というほど甘くはないので、実際はテストや課題に追われて大変ではありますw

 

でも高校までのやらされる・やらなきゃいけない勉強と、興味や楽しさが先にある大学以降の勉強は全くの別物で、色々学びたいことがある私にとって大学はありがたい環境です。

 

こだわりの強い私は、自分なりの最高の時間割を作るため履修登録の期間はできるだけ予定を入れず、取れそうな講義全部の内容を詳細までチェックして、期間中ずっとシラバスや時間割とにらめっこしていますwwww

 

ちなみに私がよく取るのは古典、日本文化、IT、メディア、経営、旅行、地学・・・などに関する授業。

 

これだけバラバラな興味に対して何かしらの授業が開講されていて知識を深められる今の大学は本当に選んでよかったし、勉強してて楽しいです。

 

そういえばインスタなどで古典好きを自称している私ですが、実は高3まで古典は苦手で大嫌いでした。(中高時代の古典の先生スミマセン😵‍💫)

 

古語が全然覚えられなくて文法もチンプンカンプンで、期末はいつも2~30点しか取れなくて、何も理解できないまま授業は進むし眠いしやらされてる感が強くて苦手意識は高まるばかり、教科書を見るだけでもアレルギー出そうでした。

 

高3の時、源氏物語を現代語訳しているHPを見つけて何故かハマり、源氏物語の登場人物をイラストにしている人を見つけて更にハマり、そこから大学で源氏物語以外にも色々授業を取って古典が好きになっていってます。

 

今でも基本は現代語訳を読んで楽しんでいるに過ぎないので、文法の基礎は入っていないし原文のまま読むなんて到底無理だし、古典は苦手教科です。

 

でもテストじゃなくレポートで成績が付く授業があったり、文法よりも世界観を解説してくれる先生がいたり、得意苦手に関わらず好きなものを勉強できる大学のおかげで古典を好きになれているんだと思います。

 

思うこと・・・

(大学に行くのが当たり前な恵まれた環境にいたため、贅沢な悩みやで・・・と思う部分が多々あると思いますがご理解ください。)

 

成績は抜群に良いのに、自分の好きなものがわからない。どうやって大学や学部を選んだらいいかわからない。と悩む友達が周りにいました。

 

受験の度に好き嫌いを捨てて勉強に勤しみ、偏差値などの数字だけで判断される世界にいながらにして、突然「自分が好きなこと/やりたい勉強」と言われても、考えたことがなくて困るのはまあ当然で。

 

コロナで高校の授業がオンライン化し、私は運よく色々振り返る時間と機会をもらいましたが、この時間の余裕がなければどうなっていたのか・・・。

 

「みんな大学に行くし大学には行くものだ」ではなく、自分の描く将来から考えて大学は必要なのか、どこで何を学んで未来につなげるか、将来とは直接関係なくても本当に自分が学んでみたいものは何か、こういったことを考える余裕が高校までにもっと必要だよなーと思います。

 

大学に通っていて感じるのは、やりたい勉強もないのに大卒資格のためだけに嫌々大学に通うのか?大学でする勉強はただの暇つぶしなのか?大学はただの就職予備校か?と思わせるような考え方の人が結構いること。

 

周りでも楽単はどれか、いかに遊ぶ時間を取って簡単に卒業するか、みたいな話だらけで、面白い授業や楽しい授業、役に立つ授業がどれって話をあんまり聞くことがないです。

 

大学の目的は勉強だけではないにしろ、勉強面に関してもこだわりがあれば、大学生活をもっと楽しめるんじゃないかと思います。

 

偉そうに何様やねんって話ですが。

 

なんか社会のシステムに合わせすぎて、好きなものを追いかける、楽しむみたいな「心」を忘れている気がしてもったいないなと思ったりするので書いてみました。

 

 

長くなったし今回はこのへんで。

結局勉強の話ばっかり書いちゃったな、真面目やな。

ありがとうございました。